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口腔がん・舌癌検診(検査)
2016年における日本での口腔がん患者の死亡率は「35.5%」と米国「19.8%」の約1.7倍です。
現在、日本人に一番多いのが舌がん(約54.2%)です。日本では2012年以降、毎年約7,000人が口腔がん(咽頭含む)で亡くなられており、口腔がんによる死亡者数が増え続けているという現状があります。
口腔がんは初期の自覚症状がほとんどなく、認知度の低いがんです。「口内炎がなかなか治らない」「口の中にしこりがある」と気になる症状が出ていながらも放置しているケースが多いですが、このような症状が出ている時には、すでにがんが進行している可能性があります。
手術になれば、舌・顎・頬の一部、もしくは、大部分を切除せざるを得ず、その結果、口の機能に大きな障害が残り、著しく生活の質が損なわれます。早期発見・早期治療が何よりも重要です。
- タバコを吸い、お酒が好き
- 赤いただれ、あるいは白い出来物がある
- 口内炎が治りにくい
- 原因不明の歯のぐらつきや口臭がある
- 差し歯、入れ歯や虫歯でとがった部分がある
- 首のリンパが腫れている
症状に心当たりのある方は、早めの受診をお勧めします。
当院では蛍光観察装置ORALOOK、加えて液状化細胞診を取り入れ、気になる部位の早期がんリスクスクリーニング検査を行っております。
スクリーニング検査であり、がんの確定診断を行う検査ではありません。
蛍光観察装置ORALOOK
特殊な光を口腔内に照射することで、病変組織を発見することができる装置です。
口腔内にがんが発症している場合にその周辺組織が暗く見えるため、目視では見逃してしまいがちな「がんの疑いがある部分」を早期に発見することができます。(この検査は保険適用外です)
液状化検体細胞診
口内炎などを歯間ブラシ等でこすって細胞片を採取します。
採取した細胞でプレパラートを作って専門機関で検査を行います。(この検査は保険適用外です)
費用 7,700円(税込)
※ORALOOKでの検査と液状化検体細胞診合計の費用です。